個人的にROLANDさんのことを尊敬しています。
RODLANDさんの動画を見ていたとき、「あ~、そうだよね」って思ったことを話されていた。
予備校の先生が一緒に受験するとしたら、予備校の生徒に一生懸命に教えるか?
「教えない」
理由はライバルだから。なんとなくそれっぽいことを言って、でも本当に大切なことは教えずに、授業料だけ取る。
世間一般で言う意識高い系は多い。そういう人達は、「成功の秘訣を教えます」とか、「稼ぎ方を教えます」みたいなセミナーとか講演会、自己啓発に手を出している。
大前提を忘れないでほしい。
目の前にいる先生や講師は、ライバルです。
皆さんが成功してほしいとは思っていない。
ライバルを増やしたくない。競合を増やしたくない。
伝えたいことは
『講演会に来って、たいして大切な話は聞けないよ』
『セミナーに来たって何も変わらないよ』
『自己啓発に頼りすぎると危ないよ』 ってこと。
宝くじを買った直後、すごくお金持ちになった気分になりませんか?あたったらハワイでもいこうかな、あれ買おうかな?と考える。
宝くじの結果は、当たり前で、当たるわけもない。
「いや来年こそは再来年こそは!」と思いながら、毎年毎年、当たるわけもない宝くじを買って、お金持ちになることなく死んでいく。
これは自己啓発に似ている。
自己啓発は受けたら何かちょっと成功者になれた気になりませんか?
成功のコツを掴めた気がするし、気分がいいよね。
自己啓発を受けた人がその後どうなるか?
残念ながら、大半の人が受ける前と受けた後、変わらない人生を歩む。
そして「いや次回の講演会こそは!次回のセミナーこそは!」と自己啓発のセミナーにお金を使う。
なぜそうなるのか?
『自分で考えないから』
誰かが何かが自分を変えてくれるかもしれないとか、成功者がめちゃくちゃとっておきの成功の秘訣を教えてくれるかもしれないとか、そういうふうに期待しすぎている。受動的で思考が停止している。だから、変わらない。
僕もセミナーを受けたことがある。昔、カリスマホストが、店に来てくれて、売れ方のコツを教えます、といっていろいろなことを教えてくれた。周りを見渡すとみんな真剣そうに話を聞いている。ありがたそうにメモを取っている。メモを取っていた人は、自分で考えて行動しない。
真面目そうに話を聞いている人、そういう人が一番成功しない。それが、一番危ない。俺の話なんて、「あいつ何言ってんだ」というひねくれた気持ちで聞いてちょうどいい。真面目に聞いちゃダメ。常識を疑ってください。『成功のコツ?そんなものは自分で考えて自分で探せ!』
世界で一番楽しい学校~SA-CUS~
自己啓発系の話を聞くことが多い私にとって、とてもグサッとくる内容でした。確かに、考えていない。
ROLANDさんは、当時ホストでは酒を飲むことで売り上げをあげることに疑問を持ったそうです。お酒を飲んで酔わない方法を謳うカリスマホストがいたそうです。ROLANDさんは、ホスト時代にお酒を飲まないで売り上げをあげる方法を考えて考えて、No1になったそうです。
平尾丈氏の著書である起業家の思考法によれば、発見力、別解力、実現力、失敗力、成長力の5つの要素で構成されています。そのなかでも重要なのは『別解力』です。別解力とは、「自分らしく優れた別のやり方を組みあわせた方法を生み出す力」です。
これは、ROLANDさんが述べていた内容に通ずるものがあります。「他の人が言う方法=常識」とした場合、それを疑い「自分だけの方法」を考え実行することができた人が成功者になる。
↓参考になった著書です↓
実際、考え続けることはとても苦悩があると思います。「考える」ということを続けること自体が難しい。そして、今の時代、正解のない問題ばかり考えなければならない。このような問題を考え続けること自体が苦しい。breakthroughすれば、きっと楽しめるようになるのだろう。
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